出産準備品リスト:日本から持っていくべきもの・現地調達できるもの【完全仕分けリスト】
2025年8月25日
読了時間: 6分
スーツケースの容量は有限です。ハワイ出産経験者が語る「これだけは日本から持って行け!」という必須アイテムと、現地で安く買えるものを徹底仕分け。食品の持ち込み規制についても解説。
荷造りは「戦略」である:限られた重量との戦い
ハワイ出産のための渡航は、通常の海外旅行とは全く異なります。1ヶ月〜2ヶ月の「生活」をするための荷物に加え、出産入院のための準備、そして産まれたばかりの赤ちゃんのケア用品まで必要になります。
しかし、航空会社の受託手荷物には厳格な制限があります(エコノミークラスで通常23kg×2個まで)。追加料金を払えば増やせますが、ただでさえ医療費などで出費がかさむハワイ出産、節約できるところは節約したいものです。また、妊娠中の体で重い荷物を運ぶのは大変危険です。
そこで重要になるのが、「日本から絶対に持っていくべきもの(Must Have)」と「現地で買えばいいもの(Buy Locally)」の徹底的な仕分けです。ハワイ(オアフ島)は、ドン・キホーテや日系スーパーがあり、日本のものが比較的手に入りやすい環境ですが、それでも「品質が違う」「値段が高すぎる」「どうしても見つからない」ものが存在します。
この記事では、数多くのハワイ出産ママたちの声を反映した、「後悔しないパッキングリスト」を公開します。これを印刷して、チェックリストとして活用してください。
しかし、航空会社の受託手荷物には厳格な制限があります(エコノミークラスで通常23kg×2個まで)。追加料金を払えば増やせますが、ただでさえ医療費などで出費がかさむハワイ出産、節約できるところは節約したいものです。また、妊娠中の体で重い荷物を運ぶのは大変危険です。
そこで重要になるのが、「日本から絶対に持っていくべきもの(Must Have)」と「現地で買えばいいもの(Buy Locally)」の徹底的な仕分けです。ハワイ(オアフ島)は、ドン・キホーテや日系スーパーがあり、日本のものが比較的手に入りやすい環境ですが、それでも「品質が違う」「値段が高すぎる」「どうしても見つからない」ものが存在します。
この記事では、数多くのハワイ出産ママたちの声を反映した、「後悔しないパッキングリスト」を公開します。これを印刷して、チェックリストとして活用してください。
カテゴリー1:日本から絶対に持参すべきもの(Must Have)
これらは現地調達が困難、または日本製品の品質が圧倒的に高いものです。
1. 母子手帳(Maternal and Child Health Handbook)
日本の母子手帳は世界に誇る素晴らしいシステムです。妊娠中の経過だけでなく、産後の赤ちゃんの成長記録、予防接種の履歴を一冊にまとめられます。ハワイの医師も、日本の母子手帳に数値を記入してくれます。将来、日本での健診や予防接種にスムーズに接続するためにも必須です。英語版(または日英併記版)を購入して持参すると、医師とのコミュニケーションがよりスムーズですが、通常の日本語版でも、体重や身長などの数値データは伝わるので問題ありません。
2. 産褥ショーツ・授乳ブラ
アメリカの下着事情は日本人には合いにくいです。
1. 母子手帳(Maternal and Child Health Handbook)
日本の母子手帳は世界に誇る素晴らしいシステムです。妊娠中の経過だけでなく、産後の赤ちゃんの成長記録、予防接種の履歴を一冊にまとめられます。ハワイの医師も、日本の母子手帳に数値を記入してくれます。将来、日本での健診や予防接種にスムーズに接続するためにも必須です。英語版(または日英併記版)を購入して持参すると、医師とのコミュニケーションがよりスムーズですが、通常の日本語版でも、体重や身長などの数値データは伝わるので問題ありません。
2. 産褥ショーツ・授乳ブラ
アメリカの下着事情は日本人には合いにくいです。
- 産褥ショーツ: 股の部分がマジックテープで開閉するタイプ。日本の出産病院では必須ですが、アメリカには存在しません(使い捨てのメッシュパンツを渡されるだけ)。内診や産後の処置の際、これがあると非常にスムーズで、医師や看護師にも感謝されます。3〜4枚持参しましょう。
- 授乳ブラ: ユニクロのブラトップでも代用できますが、やはり専用の授乳ブラ(クロスオープンやストラップオープン)が便利です。アメリカのブラはサイズが大きく、ワイヤーが痛いことが多いです。
3. 赤ちゃんの爪切りハサミ(新生児用)
これは「日本製品の勝利」と言えるアイテムです。ピジョンやコンビなどの新生児用爪切りハサミは、刃先が丸く、薄くて切れ味が抜群です。アメリカで売っている爪切り(Clipperタイプ)は、大きすぎて赤ちゃんの薄い爪を切るには恐怖を感じます。必ず日本から持っていきましょう。
4. 鼻吸い器(手動・スポイトタイプ)
赤ちゃんはよく鼻詰まりを起こします。アメリカの病院でもらう吸引器(Bulb Syringe)は巨大なゴムスポイトで、洗いにくく不衛生になりがちです。「ママ鼻水トッテ」などの日本製品は、繊細な吸引が可能で、洗いやすく衛生的です。
5. 細軸綿棒
アメリカの綿棒(Q-tips)は、軸が太く、綿の部分も巨大です。新生児の小さな耳や鼻の穴には絶対に入りません。日本のベビー用細軸綿棒(個包装タイプが衛生的で便利)は必須です。
6. ガーゼハンカチ(15〜20枚)
アメリカ育児には「ガーゼ」という概念があまりありません。代わりにタオル地の「ウォッシュクロス」を使いますが、厚手でゴワゴワしています。新生児の沐浴、顔拭き、授乳時の口拭きには、日本の柔らかいガーゼが一番です。軽くてかさばらないので、多めに持っていきましょう。
7. 円座クッション
経膣分娩の場合、会陰切開や裂傷の傷が痛み、普通に椅子に座ることが困難になります。アメリカでも「Donut Cushion」は売っていますが、空気を入れる浮き輪のようなタイプが多く、座り心地がイマイチです。低反発素材などの使い心地の良いものを持参すると、産後のQOL(生活の質)が劇的に向上します。圧縮袋に入れて持ち込みましょう。
8. 日本のスキンケア用品・常備薬
- 妊娠線クリーム: 普段使い慣れているものを。海外製品は香りが強すぎることがあります。
- 化粧水・乳液: 現地調達も可能ですが、肌トラブルを避けるため使い慣れたものを。
- 目薬・胃薬・整腸剤: 妊娠中でも飲めるものを医師に相談して持参しましょう。アメリカの薬は成分量が日本の倍以上あることが多く、安易に服用するのは危険です。
カテゴリー2:自炊生活を充実させるキッチン・食品類
コンドミニアム生活の要は自炊です。現地のキッチン用品は使いにくいことが多いです。
1. サランラップ(必須!)
これは声を大にして言いたいですが、アメリカのラップは「切れない・くっつかない・イライラする」の三重苦です。日本のクレラップやサランラップの性能は神レベルです。大小1本ずつ持参しましょう。
2. 菜箸・おたま・包丁(余裕があれば)
コンドミニアムの備え付け包丁は切れ味が悪いことが多いです。余裕があれば1本持っていくと料理のストレスが減ります。菜箸もアメリカにはありません(トング文化です)。
3. 食品(持ち込み規制に注意)
日本の調味料やお米はドン・キホーテで買えますが、高いです(3倍くらい)。こだわりの出汁パック、フリーズドライの味噌汁、お茶漬けの素、乾燥わかめなどは軽くて日持ちするので持参推奨です。
【重要】持ち込み禁止食品
アメリカへの食品持ち込みは非常に厳しく制限されています。
1. サランラップ(必須!)
これは声を大にして言いたいですが、アメリカのラップは「切れない・くっつかない・イライラする」の三重苦です。日本のクレラップやサランラップの性能は神レベルです。大小1本ずつ持参しましょう。
2. 菜箸・おたま・包丁(余裕があれば)
コンドミニアムの備え付け包丁は切れ味が悪いことが多いです。余裕があれば1本持っていくと料理のストレスが減ります。菜箸もアメリカにはありません(トング文化です)。
3. 食品(持ち込み規制に注意)
日本の調味料やお米はドン・キホーテで買えますが、高いです(3倍くらい)。こだわりの出汁パック、フリーズドライの味噌汁、お茶漬けの素、乾燥わかめなどは軽くて日持ちするので持参推奨です。
【重要】持ち込み禁止食品
アメリカへの食品持ち込みは非常に厳しく制限されています。
- 肉製品全般: 生肉はもちろん、ハム、ソーセージ、肉のエキスが入ったもの(カレールー、カップラーメン、スナック菓子など)は一切持ち込み禁止です。「チキンエキス」「ポークエキス」と原材料に書いてあるだけで没収対象です。パッケージの写真に肉が写っているだけでも怪しまれます。
- 生の果物・野菜: 害虫持ち込み防止のため禁止です。
- 卵製品: 一部制限があります。
※持ち込む食品は、必ず税関申告書で「Food: YES」と申告してください。隠して見つかると、最大$10,000の罰金に加え、入国審査での信用を失います。
カテゴリー3:現地調達で十分なもの(Buy in Hawaii)
これらは現地で安く買えるので、スーツケースのスペースを空けるために置いていきましょう。
1. 紙おむつ・おしりふき
パンパース(Pampers)、ハギーズ(Huggies)が主流です。ターゲット(Target)やウォルマート(Walmart)、コストコ(Costco)で箱買いするのが一番安いです。日本のパンパースと質感は多少違いますが(少し香料が入っていたり、テープが強力だったり)、機能的には問題ありません。わざわざ日本から大量に持っていく必要はありません(最初の数日分だけでOK)。
2. 産褥パッド(ナプキン)
病院で巨大なパッドと、それを冷やすためのアイスパック(冷却パッド)を大量にもらえます。退院後は、現地のスーパーで売っている生理用ナプキンの「Overnight(夜用)」や「Long」タイプで代用可能です。
3. ベビーソープ・ローション
ジョンソン&ジョンソンや、Aveeno Baby、Honest Companyなどのオーガニック系ブランドが豊富に揃っています。
4. ベビー服
カーターズ(Carter's)、オールドネイビー(Old Navy)、ラルフローレン(Ralph Lauren)などが、日本のアウトレットよりも安く購入できます(ボディスーツ5枚セットで$15など)。ハワイ限定のデザインも可愛いので、現地で選ぶ楽しみを残しておきましょう。ただし、日本の「短肌着・コンビ肌着(紐で結ぶタイプ)」はアメリカにはなく、全て「かぶり」か「スナップボタン」タイプです。新生児の首が座らない時期は、日本の前開き肌着が着せやすいので、肌着だけは数枚日本から持っていくのもアリです。
5. 授乳クッション
かさばる代表格です。ターゲットなどで「Boppy」というU字型のクッションが$30〜$40で売っています。現地で購入し、帰国時に処分するか、誰かに譲るのが賢いです。
6. ベビーカー・チャイルドシート
これらも大物です。現地で購入し、使用後に日本に持ち帰る方が多いです。特にチャイルドシート(Infant Car Seat)は、退院時に必ず必要になります(持っていないと退院させてもらえません)。ドゥーナ(Doona)などの人気機種もハワイなら在庫が見つかりやすいです。
1. 紙おむつ・おしりふき
パンパース(Pampers)、ハギーズ(Huggies)が主流です。ターゲット(Target)やウォルマート(Walmart)、コストコ(Costco)で箱買いするのが一番安いです。日本のパンパースと質感は多少違いますが(少し香料が入っていたり、テープが強力だったり)、機能的には問題ありません。わざわざ日本から大量に持っていく必要はありません(最初の数日分だけでOK)。
2. 産褥パッド(ナプキン)
病院で巨大なパッドと、それを冷やすためのアイスパック(冷却パッド)を大量にもらえます。退院後は、現地のスーパーで売っている生理用ナプキンの「Overnight(夜用)」や「Long」タイプで代用可能です。
3. ベビーソープ・ローション
ジョンソン&ジョンソンや、Aveeno Baby、Honest Companyなどのオーガニック系ブランドが豊富に揃っています。
4. ベビー服
カーターズ(Carter's)、オールドネイビー(Old Navy)、ラルフローレン(Ralph Lauren)などが、日本のアウトレットよりも安く購入できます(ボディスーツ5枚セットで$15など)。ハワイ限定のデザインも可愛いので、現地で選ぶ楽しみを残しておきましょう。ただし、日本の「短肌着・コンビ肌着(紐で結ぶタイプ)」はアメリカにはなく、全て「かぶり」か「スナップボタン」タイプです。新生児の首が座らない時期は、日本の前開き肌着が着せやすいので、肌着だけは数枚日本から持っていくのもアリです。
5. 授乳クッション
かさばる代表格です。ターゲットなどで「Boppy」というU字型のクッションが$30〜$40で売っています。現地で購入し、帰国時に処分するか、誰かに譲るのが賢いです。
6. ベビーカー・チャイルドシート
これらも大物です。現地で購入し、使用後に日本に持ち帰る方が多いです。特にチャイルドシート(Infant Car Seat)は、退院時に必ず必要になります(持っていないと退院させてもらえません)。ドゥーナ(Doona)などの人気機種もハワイなら在庫が見つかりやすいです。
Banyan Babyのレンタルサービス
「買うほどではないけれど、あると便利」なものについては、Banyan Babyのレンタルサービスをご活用ください。
- ベビーバス: 使うのは最初の1ヶ月だけです。
- ベビースケール(体重計): 母乳量が足りているか心配な時期に役立ちます。
- 空気清浄機・加湿器: コンドミニアムの乾燥対策に。
賢く準備して、身軽で快適なハワイ渡航を実現しましょう!